<vol.63>台風の爪後を残して
台風の影響も、もうとれたころだろうと見計らって、朝から多摩川に行くつもりだった。
朝は平日と同じ時間に起きて、早々に出動。
すっかり涼しくなった空気は自転車で進むには寒さをも感じる。
上に長袖のシャツを一枚着て行った。

まずは左岸(東京側)に入釣。
c0176941_2053565.jpg

いつもはボラの群れが見られるがなぜだか今日はさっぱり。
しかも、何となく川が綺麗になったような感じ。
先週、スズキ釣りを学習してきたので岸近くに着いていないかな~と岸伝いに歩いていたところ50クラスのスズキがスーっと足元から逃げていくのが見えた。やっぱり、岸手前のえぐれに着いていたようだ。
もっと慎重にやるべきだったと後悔。
その後、魚っ気もないので右岸(神奈川側)に移動。
c0176941_2120533.jpg

そこで、先日の台風の爪後に初めて気がついた。
現在の川の水面よりも5メートル以上も高い土手の草がすっかり倒れていた。
川原のフェンスにはゴミが絡み付いており、そこまで水位が上がっていたことを物語る。
川底の様子もすっかり変わり、全体的に浅くなり魚の付き場も変わっていた。
先日の台風はそんなに酷い印象はなかったが、相当増水した模様。
小魚はやたらといるが、大型の魚の群れがさっぱり見当たらない。
おっ!何か掛かったぞと思ったら、ウグイ。今日は写真をとるような魚が釣れる気がしなかったのですかさず撮影。
c0176941_21192348.jpg

初めての状況のため、取り敢えず広い範囲を偵察に。
すると線路下のところで何やら魚を掛けている人が。
近づいてみると何とアユ。
もっと驚いたのが、その人が持っているクーラーの中には25センチ弱の型のいいアユが30匹ほど一杯入っていた。
釣り方を聞いてみると、ころがし釣りとのこと。つまり引っ掛け釣りのこと。
オモリを中継し先に、引っ掛け針を数本付けた仕掛けを沖に向かって投げて、底をゴロゴロ転がしてきて、群れたアユを引っ掛けて釣るというもの。まぁ、ご法度な釣りといえばそうだが、色々な楽しみ方があるので釣り過ぎなければいいのだろう。
その内、川の中に立ちこんでいたフライマンに何やら大型の魚が掛かっている。
それが何とスズキ。60クラスのグッドコンディションのやつ。さっきまで見ていた落ちアユ(上流から産卵のために下ってくるアユ)を狙って、海から遡上してきたやつとのこと。
どうやって釣っているのか聞いてみた。フライを教えてもらうつもりだったのだが、何と、ボラの子供を背がけにして泳がせて釣っているとのこと。
ぶっ倒れそうになった。
フライで釣っているのかと思いきや、何と針の先には餌がついていたのだ!
こりゃまた、アユのころがし釣りに続いてご法度な釣り。
しかし、結果重視というか、人それぞれの楽しみ方があるからなと、再び、自分を納得させてその場を後にした。
右岸はどうも人が多いので、再度、左岸に移動。
朝に確認したスズキが釣れないかな~という浅はかな期待もあった。
しかし、朝と状況は変わらず、魚影も少なく、反応もない。
そこで、上流の方に偵察に行くと、そこにご隠居された釣り師が。
何気に会話が始まり、色々な情報交換をしている間に2時間が過ぎた。
昨日も東京湾の運河にスズキ釣りに出かけており先週は大磯に青物を釣りに出かけたとのことで、自分の行き先と似ていることから色々と情報をもらっているうちにあっという間の2時間。
生まれは栃木の塩原で奥さんが熊本の人で・・・・気がついたら釣りとは関係ない話まで。
要は暇人同士、話が合ったというだけか?
話も途中で、おいさんの投げた竿に魚信があったので上げてみるとなんとセイゴ(スズキの子)が2匹ダブルヒット。ちなみにスズキもボラと同じ出世魚。セイゴ→フッコ→スズギの順。
せっかくなので写真を撮らせてもらった。
c0176941_21272318.jpg


連休は3日とも天気に恵まれたが、釣果には恵まれず。
あっちはパークゴルフに行ってきたとのこと。

今度の休みは札幌です。
さあ、どこに遊びに行こうか。
by 1040turikiti | 2009-10-12 21:27 | fly fishing